摩利支天に終生お仕えする巫女や神職は、寿命を全うしたのちも天にて摩利支尊天のご加護を受け続ける、そういう言い伝えがこの神社にはあります。
そうした話から、当神社の巫女になりたいというお問合せがしはしばございますので、まずは「摩利支天巫女」の「見習い」についてご案内致します。なお、巫女・神職でなくても、終生神社講にお入りの善女人善男子にももちろん同様に御加護があると、総宮司以下一同考えています。
下総摩利支神社および武蔵摩利支神社など関係神社の巫女は、当然に摩利支尊天により近いところでお仕えすることとなります。摩利支尊天の身の回りの御世話をし、様々な雑用も含めて、献身する立場にあります。なお、当神社の巫女は全員、給与をもらう巫女ではありません。普段、日頃の自身の職業などを全うし、自身の休みの日などに、お仕えしています。
巫女見習い(習熟度により期間は個人差あり)
→女官巫女
→祈祷巫女
このような順で役割が増していきます。
巫女見習い応募には下記の要件が必要です。
◎当摩利支神社講の名簿に記載されている女性
◎礼節を覚え実践する誓いを立てられる者
◎敬語を使える者
◎当神社が認める応募動機・目的から逸脱しない者
◎応募時点で26〜38歳の者
◎神社(神道)・寺院(仏教)の知識は問いません。
(但し、崇敬心・祈る心を持つことは大前提です。)
上記を踏まえて、巫女長・神職らが面接などを行ないます。
当神社の規定等は秘伝のため非公開です。
「巫女見習い」から「女官巫女」になる際には試験があります。