天女神「摩利支尊天」は、祈願する者の「心」の内を観て判断すると伝わります。
摩利支尊天が女性であるがゆえに、女性蔑視や男女差別などを決して許しません。そして、人としての道に背いた者を決して許しません。苦しんでいる人が清らかな心を持っていれば、その者を助けるために「時に他の神々とも連携」して救い、下記のような悪を罰して最終解決なさると伝わります。
2つの縁結び
イノシシに乗る姿から、動物との信頼関係が強く必要とされる職業の方々からの尊崇。
古来より、摩利支天と相撲の関係は長く続いています。起源については割愛しますが、こうしたことから、全国の摩利支天を祀る寺社仏閣では、奉納相撲が行なわれるところもあり、大相撲の現役力士の方々が参拝して「必勝祈願」されています。
イノシシを乗り物として、その上に立つ摩利支尊天の姿から、乗り物関係の守護神として尊崇を集めてきました。
鉄道・バス・タクシーをはじめ各種交通機関だけでなく、昭和の頃からは鉄道公安官(鉄道警察隊)・白バイ・自動車警ら隊など交通警察に関わるご職業に携わる方の参拝が特に目立ちます。
古来より、摩利支天と為政者との関係は長く続いています。これは、楠木正成公・徳川家康公・前田利家公・毛利元就公・山本勘兵衛公など、著名な武将が篤く信仰していて勝利を積み上げてきたことが特筆されます。それを受けて、選挙に際して、国・地方各議会議員の方々が参拝して「必勝祈願」にお越しになることも珍しくありません。
常に初心に返って、常に正しい判断が出来るように、道を踏み外さない判断ができるように、悪を正しく断罪できるようにと祈願される司法従事者が目立ちます。
摩利支尊天が得意とする祈願かどうか、ご心配な場合は、事前にお電話でご相談頂いても構いません。
TEL.050-3778-5069
(IP電話ですので、回線がつながらない場合はお手数ですが幾度か掛け直してみて下さい。)
下総摩利支神社 社務所